Samba,SSHの導入

ぐだぐだのOSインストールも終わり、いろいろ弄り始めることとなりました。
まずはWindows-Debian間のデータ交換のためにファイルサーバーをインストール。

# apt-cache search samba

でパッケージを確認し、

# aptitude install samba

インストールはこれで終わりで、次はSamba用のユーザーをDebianのユーザーとは別に作らなければなりません。

# smbpasswd -a (ユーザー名)
New SMB password:(パスワード)
Retype new SMB password:(確認)

ユーザーを消すときは

# smbpasswd -x (ユーザー名)

でできます。そのあとは,ShareDifinitionセクションの[homes]の

  • browsable を yes
  • writable を yes

に設定。

# /etc/init.d/samba restart

としてWindows,Debianそれぞれからネットワークを見てみると。

できました。単純なことですが、できるとやはり嬉しいですね。

次にSSHで、SSHはもともと入っていたみたいなんですがWindowsからputtyを使ってログインしようとすると
アクセス拒否されましたと出てしまいました。とりあえず

# aptitude install ssh

でやり直したら、その後は普通にログインできました。原因不明でした。

グーグル先生にお世話になりつつ、少しずつスキルアップできている(?)気がします。
次はApache2の導入です。

[参考文献]
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/samba/whatissamba01/whatissamba.html

Debian Etchのインストール

パーティション分割を終え、あとはDebian仮想マシンにのせるだけ。
仮想マシンにはVMware Server Console version 1.0.4 build-56528を使用。
あらかじめ自分のマシンのアーキテクチャと同じ名前のついたインストールCDのISOイメージファイルを
http://www.jp.debian.org/CD/netinst/からダウンロードしておきます。
僕の場合はAMD64アーキテクチャ用のdebian-40r2-amd64-CD-1.isoでした。

仮想マシンの作成
[File]->[New]->[Virtual Machine]からウィザードに従っていけば問題なく作成できました。

  • ゲストOSをOther Linux2.6.x kernel 64-bitに設定
  • ネットワークをNATに設定

作成したあとの設定で[VM]->[Settings]から

  • CDドライブのConnect at power onにチェック
  • CDドライブのConnectionをUse ISO imageにし、ダウンロードしたISOファイルを指定

とりあえず最小の設定を終えたので仮想マシンを起動します。
渦巻きのロゴの画面まで行ったら

installgui

と入力しEnter。
GUIインストーラが起動されます。メモリが少なくてカクカクしそうで嫌ならロゴの画面でEnterだけ押すとテキストベースのインストーラが起動されます。
ここからのインストールはhttp://www.debian.or.jp/using/quick-etch/を見ながらやれば問題なくできます。
通し番号の13番まではスムーズに行きます。

そして再起動したら、GUIのログイン画面が出ると思いきや、

ログを見てみると

(EE) No devices detected.
Fatal server error:
no screens found

いろいろ調べてみた結果、VMwareのグラフィックドライバがインストールされていないために起こるエラーのようなのでVMware Toolsをインストールすることに。
GUIを起動できなかったため、コンソール画面が表示されるのでrootでログインしてからCtrl+Altで一度Windowsに戻り、VMware Server Consoleの[VM]->[Install VMware Tools]を選択し、installをクリック。
再びDebianに戻り、

# mount /cdrom

でEnter。ディレクトリを移動し、その中にあるVMwareTools-1.0.4-56528.tar.gzをホームディレクトリかどこかにコピー。
次にあとで必要となるgccをインストールします。

# aptitude update
# aptitude install gcc

さらに、インストールされているカーネルのバージョンと同じカーネルヘッダをダウンロードします。バージョンは

# uname -r

でわかります。

# aptitude install linux-headers-2.6.18-5-amd64

これで準備完了です。一度再起動します。Xシステムの同じエラーがでますが、気にしなくていいです。
先ほどコピーしたtar.gzファイルを

# tar -xvf VMwareTools-1.0.4-56528.tar.gz

で展開。生成されたwmware-tools-distribの中で

# perl vmware-install.pl

を実行する。
あとはひたすら質問に対しEnterを押していけばいいです。
このプログラムにより、/etc/X11/Xorg.confの内容がVMwareの提供するドライバを使う設定になっています。
しかしまだ終わりではありませんでした。

# apt-cache search vmware
# aptitude install xserver-xorg-input-vmmouse
# aptitude install xserver-xorg-video-vmware

最後に、/etc/X11/Xorg.conf

  • Section "Input Device" の Driver欄を"vmmouse"に
  • Section "Device" の Driver欄を"vmware"に

したら終わりです。ここでだいぶ時間を費やしました。まさかOSのインストールに2日もかかるとは思ってませんでした。
しかし、いろいろ勉強になったので結果オーライと前向きに考えます。

[コマンド]

  • uname => -aオプションですべてのシステム情報を表示、-rオプションでカーネルのバージョンを表示
  • aptitude [command] [package] => コマンドはupdateやinstallを、パッケージは頑張って探す

[参考文献]
http://www.debian.or.jp/
http://d.hatena.ne.jp/papa33/searchdiary?word=*%5BVMware%5D

GPartedでパーティション分割

[はじめに]
ここを参考にパーティション分割を行い、損害が生じたとしても、dyunはいかなる場合もその損害について一切の責任を負いません。
パーティション分割は既存システムのバックアップを取った上、個人の判断に基づいて行ってください。


昨日名前が出た"GParted"でパーティション分割をしてみました。

本題に入る前に、Windows2000ではハードディスクのパーティションが"未割り当て"であるところを認識できないようです。*1
ハードディスクの状態は[コントロールパネル]->[管理ツール]->[コンピューターの管理]を開き
[記憶域]->[ディスクの管理]を見るとわかります。
結論から言うと、GPartedでパーティションを作成し、NTFSでフォーマットしても
(Windowsのフォーマットと異なるため?)Windowsでもう一度フォーマットしなければなりませんでした。
また、パーティションを作るだけ作ってフォーマットしない場合は、Windows2000では認識してくれませんでした。


では本題へ。

まずhttp://gparted.sourceforge.net/download.phpから最新のGParted_Live_CDのisoファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたらそれをCDに焼きます。

パソコンを再起動し、BIOS設定でCDドライブのブート優先順位を最高にしてCDから起動します。

言語と地域を聞かれるのでjpとJAPANを選択。

起動するとまずハードディスクを認識します。

文字化けがひどい。

仕方ないので再起動し、言語と地域をus englishとUSを選択。
起動するとハードディスクを認識します。
最初から存在しているパーティションWindows2000がインストールされているものです。

unallocatedの部分をクリックして、左上のNewをクリック。
サイズを自由に変えることができます。

NTFSフォーマットを指定してAddを押すと
新しいパーティションが作成されます。
下の図は新しく2つ作成した図です。

Applyを押すまで適用されないため、間違って消してしまってもUndoで元に戻せるので誤操作にも配慮が利いています。

[失敗例]
GPartedを使えば、すでにあるパーティションのサイズを変更することができます。
最初、Windows2000のCドライブが128GBだったので2つに分けようと思い64GBと64GBに切り離しました。
そしてWindows2000を起動しようとしたら、

やってしまった。ブルースクリーン
どうやら分割した後ろの部分にシステムファイルがあって,それが消えたためWindowsが起動できなくなってしまったようです。
こうなると最初からやり直しでWindows2000をもう一回インストールしてからまた別のパーティションを作成しました。
パーティション分割をする前はバックアップをとっておきましょう。

[参考文献]
GPartedの具体的な操作はこちらを参照してもらったほうがよいです。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20060529_gparted_live_cd/

*1:4/27追記
http://support.microsoft.com/kb/305098/ja
こちらの方法を用いるとWindows2000で大容量のハードディスクを認識してくれました。
パーティション分割もWindows2000内で行ったほうが確実かつ安全です。

Debian on 2000 へ向けて

ドスパラで新しくパソコンを買いました。
目的としては、Windows2000内で仮想マシンをつくり、その上にDebianを走らせることです。
そのあとはUnix系のお勉強用パソコンになると思います。

早速Windows2000Proをインストールし、付属CDのドライバやソフトをインストールしようとすると、

[サポートCDはこのバージョンのWindows OSをサポートしていません。(WNT_5.0P.)]

といわれ、インストールメニューが起動しない状況に。
仕方がないのでCD内のsetup.exeなどのファイルに直にアクセスし、インストールウィザードを起動。するとうまくいきインストールできたので、ほかのドライバ等も全部その手法でインストールしました。めんどくさかった。

次に直面した問題はハードディスクの認識。
HD容量は500GBあったがCドライブの全容量は128GBと表示。
2000ではひとつのパーティションでは128GBまでしか容量を認識しないらしく、パーティションを分割しなければならないようです。

参考文献によると、"GParted"というデータを残したままパーティション分割ができる
オープンソースのソフトがあるらしく、次回はそれを使ってパーティション分割をしようと思います。

[参考文献]
初心者向けハードディスクの初期化マニュアル
http://www.geocities.jp/wizard_yuuyuu/bootdisc/initialize.htm#soft